ソーシャルメディアで人が育つ!be love companyやんこの日記
中小企業のソーシャルメディア導入の事例から見る「Plan Do See」
2014年08月18日
ソーシャルメディア導入の事例「Plan Do See」
弊社でソーシャルリーダー養成講座を開校し、次回で11期となります。
最近、うまくいくパターンと失敗するパターンが見えてきました。
失敗するパターン
①現場はやりたいのに上司が理解してくれない
現場はソーシャルメディアの必要性を感じているし、やってみたい、やりたいと思うのだが、上司が理解してくれない。
またはすぐに結果を求めようとするあまり、社員がプレッシャーに感じて積極的に提案できない。
②上司(社長)が分かっていないのに口を出す
SNS担当を、社員に任せるのはとても素晴らしいことなのですが、せっかくやる気になったところに上司から「それは意味があるのか」「そんな投稿で利益がでるのか?」と口を挟みモチベーションが下がる。
③会社の風通しが悪い
いざ、SNSに取り組んでいこうと思うが、社長だけが投稿していて社員はFBページの存在すら知らない。さらには社長(社員)と友達になりたくないとのこと。大企業であれば、社長と友達になる必要はないですが(笑)中小企業、個人店であればそうともいきません。これは社内の風通しの問題もあります。社員が「会社が嫌い、自分の仕事に魅力を感じない」のであれば、SNSで発信できるわけないのですから。
何か見えてきましたね。そう、悪いのはFBでもブログでもない。
この3つのパターンも結局は「人」との関わりあいです。
ですので、覚悟してソーシャルメディアに取り組もうと思うのであれば。
先日、MGの開発者西順一郎先生の講義で「Plan Do See」のお話がありました。一般的に馴染みのある「PDCA」つまりCheck&Actionの部分が「See」なのです。これに感動しました。「見る」ということがどんなに大事なことか。
SNSもこれに通じると感じました。
計画をたてて、とにかく実行。周りの人が「見ていて」あげる。「興味を持って」あげる。そうすれば、自然と改善策やアイデアがでる。これがPDCAのチェック&アクションはただの横やりと文句にしかならない場合があります。見てもいないで文句ばかり…こんな愚痴が聞こえてきそうです。
ということで、私なりに失敗例からの成功の法則をPlan Do Seeに。
1.<Plan>ソーシャルシフトしていこうと思うのであれば、長期での計画、半年~1年くらいのイメージで計画をたてること。
2.<Do>SNSはまずデザインよりも何よりも「継続」。コンテンツSLAでコツなどはお教えしますので、とにかくマジメに継続です。
3.<See>「人」が中心となることを意識する。みんなでSNSへのシフトをする。
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